科学・技術フェスタ
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科学・技術フェスタ in 京都が開催
科学技術の重要性や、産学官連携の成果を、日本の国民に幅広くPRするという目的で、「科学・技術フェスタ in 京都 – 平成22年度産学官連携推進会議 -」が開催されました。
現在政府で検討中の、「ライフ・イノベーション」や「グリーン・イノベーション」などを柱とする「新成長戦略」をテーマとして取り上げられた他、産学官連携によるシーズとニーズとのマッチングや、高校生から一般向けの科学実験教室などの各種企画がおこなわれました。
毎年京都で開催されている平成22年度産学官連携推進会議のプログラムに、今回は高校生を対象とした「科学・技術フェスタ in 京都」が企画されて、多くの研究系独立行政法人や省庁が、主催者として名を連ねることとなりました。
内閣府など8つの府省、2つの機関、11の独立行政法人が主催する「科学・技術フェスタin京都」が6月5日に行われ、当初の見込みを上回る5,121名が来場し、第一回の開催が成功裏に閉幕しました。
2002年より毎年開催されてきた、産学官連携推進会議ですが、「従来の関係者のみが集まる会議ではなく、科学技術のコミュニケーションを促進する為のものにするべきである」という内閣府政務官の強い主張によって、今回は内容を大きく変更して実施することになりました。
科学技術の重要性・成果を、幅広く日本の国民にPRするために、産学官に関する取り組みを紹介するだけではなく、高校生向けのシンポジウムや科学実験教室など各種企画が行われました。
ノーベル賞受賞者の3氏が、ご自身の高校生時代などの体験を紹介しながら、若者と話し合うシンポジウム、、視覚障害を持つ生徒への数学や科学の学習教材や手法の展示、高校生などを対象とした科学教室などのイベント、高専ロボコン受賞ロボットのデモンストレーションなどが組み込まれました。
本会議では、川端達夫・文部科学相の基調講演や、小林喜光・三菱ケミカルホールディングス社長や、川島隆太・東北大学加齢医学研究所教授、益川敏英・京都産業大学教授の特別講演、また産学官連携功労者表彰などが行われました。
プログラム
午前
鳩山総理からのメッセージ
川端達夫・科学技術政策担当大臣による基調講演
科学・技術に関する講演
午後
第8回・産学官連携功労者表彰
産学官連携の具体的成功事例報告
高校生等を対象にしたイベント
9:30~16:30
アネックスホール、Room A 他
高校生と科学者による討論会や高校生を対象とした科学教室、一般企業による体験展示 等企業による体験展示 など
若手研究者による、科学技術説明会
12:00~13:30
イベントホール内特設コーナー
プレゼンテーション(10分間)、質疑応答(5分間)、合計15分間の発表